Detail

鈴木学院寄宿舎専用パーカー

伝統と格式を重んじる、世界唯一の学校
『非学校法人 鈴木学院』。
前回のポロシャツに続き、
寄宿舎専用パーカーというものの販売許諾がおりたそうだ。
今回はその“寄宿舎専用パーカー”の魅力にせまる。

寄宿舎。
生徒のために学校が設けた、生徒が起居を共にするための共同宿舎。
我々一般人には馴染みのない施設だ。

特に我々日本人の間では、“川の字”や“添い寝”という、親が子供の隣に寄り添って寝るという文化がある。子供が異性であった場合はフェイドアウトの時期について両者が考慮しなければ、年齢を重ねる毎にいやらしい感じになってしまうという、生まれてすぐに1人で寝させる海外の人には驚愕されるような文化である。

しかし、人類の未来の発展に大きく貢献する人々というのは、親と一緒に寝ないどころか、家族と同じ屋根の下にすら住まないものなのだ。

「鈴木学院生活規則第30条
計画的で自立した思考を持たない者、罰則を与える。

という規則の通り、この学校の生徒には幼い頃から“自立”が求められます。
親元を離れ、己のことを己で考え行動し、何かあった時は親が責任を取る。
“友情、努力、勝利”のプロセスを学ぶために、この寄宿舎での生活は必要不可欠なのです」

と語るのはヘッドマスター=寮母のオリビア・キャシドラル氏。

このパーカーは、鈴木学院の生徒が寄宿舎で着用する目的のためだけに作られた。
鈴木学院では、学校、寮での服装規定が細かく設けられており、生徒は1日最低8回着替えるそうだ。
1 朝食会用制服(寄宿舎内で着用)
2 学校用制服
3 体育、戦闘学、演舞etc…科目指定の服装
SerenadeTimesでの販売許諾を得ているあのポロシャツを着るポロの授業もそのひとつだ。
4 昼食会用制服
5 アフタヌーンティータイム用制服
6 夕食会用制服
7 自習時間用制服
8 就寝用制服
⑦で着用するのがこのパーカーだ。

このように1日最低8回の着替えを義務付けられている鈴木学院生が、自習時間のみ着用するこのパーカー。
それにもかかわらず、素材はコットン100%(グレーは色を出すために10%ポリエステルを採用)。
タグに至るまでコットン100%と、我々庶民には考えられないほどリッチな仕様になっている。

非学校法人鈴木学院購買部責任者リンデンバーム・シュトロイゼン氏はこう語る。
「私どもがお預かりしているお子様方は、その辺の雑種と違うというのはもちろんのこと、世界各国有名校というものが存在しますが、そんな学校の生徒よりさらに上の、ヒエラルキーの頂点に立つ方々です。
肌のコンディションを崩し、鈴木学院での学びに影響を及ぼすようなことがあっては、絶対になりません。というわけで、たった数時間しか着用しない、自習用制服の素材選びも慎重になるのは、当然のことなのです。
こちらの自習用制服のデザインは、ハイブランドデザイナーとして世界的に有名なデザイナーであり建築家のガウディ・シモンズに依頼しました。ゆえに、このようにオシャレなデザインになっております」

あくまで“素材の良いもの“生徒が着るにふさわしいもの”にこだわってデザイン、制作されたという、我々庶民には豪華すぎる逸品が、ディナー後から就寝までなので、ほんの数時間だけ着るためだけのものだというのだから驚きだ。

あまりに着心地がよく、ガウディ・シモンズデザインゆえにオシャレで「ずっと着ていたい」という生徒の声が続出しているそうだが、
寄宿舎内、学校外ではもちろん、自習時間用制服を学校内でも着用することを絶対に認めないという方針を明らかにするため、ひもを前方後方に配置し

“寄宿舎専用 学校内で着用するもの、厳罰に処す”
と、ファッション性に支障をきたさない日本語であえて記したという。
生徒への戒めの文言さえもかっこよく見えるのは、筆者だけではないだろう。

Srationery Line up

  • All
  • 指定文具
  • 指定用品
  • 賄賂セレクション