健康をテーマにした、新たなビジネスがスタート!?

2019.04.23

元銀座No.1ホステスで、現在は実業家として様々な事業を展開している鈴木セリーナと、2010年のR-1ぐらんぷり王者に輝いた、お笑い芸人のあべこうじ。対談第5回目は、お二人の共通テーマでもある健康を題材に、新たなビジネスについて語ってもらいました。

プロフィール

鈴木セリーナ大分県出身。幼少期から英才教育を受けお嬢様として育つ。16歳の頃、親への反発心からドロップアウト。年齢を隠して、地元クラブのホステスとなる。20歳の頃、「銀座のクラブのママになりたい」と夢見て上京。当時、テレビで有名だった銀座高級クラブ「F」で働く。相手の懐に飛び込むトークと物怖じしない性格が受け、たちまち人気ホステスとなる。その後、銀座老舗クラブ「江川」に引き抜かれ、売上ナンバーワンに。銀座ホステスを辞めてからは、主に文房具を扱う企画会社とタレントのキャスティング会社を起業。マルチクリエイティブプロデューサーとして、ビジネスの世界でも成功を収める。実業界から政界、マスコミ業界まで、様々な業界のトップクラスと親交が深いことでも知られる。
あべこうじお笑い芸人。1975年2月19日生まれ、神奈川県出身。O型。お笑いコンビ・カンヴァスとしてデビュー。2001年の解散後はソロ芸人として数々の番組に出演する。漫談をベースとする話芸の巧みさが話題になり、一躍スポットライトを浴びる。R-1ぐらんぷりで優勝するなど、実力派の芸人として知られている。

No.5 健康をテーマにした、新たなビジネスがスタート!?

——さて、ちょうどビジネスの話になったので、お聞きしたいのですが、セリーナさんが、今後あべさんとビジネスをするとしたら、何かやってみたいことはありますか?

やはり、健康に関するビジネスですね。お互いの共通点が、そもそも健康だったので。

——そういえば、セリーナさんは、以前、大きな病気になったことがあるとお聞きしました。

はい。7年くらい前に、原因不明の敗血症になりました。
ある日突然、発熱したので、病院に行ったら風邪と診断されたんです。でも、そのあとも38℃以上の熱が何日も続いたので、これはおかしいと思い、別の病院に行ったら、血液検査をすることになりました。そこではじめて敗血症だと判明しました。高齢者の方に多い病気らしいのですが、重症化すると3人に1人が亡くなると聞いたときはゾッとしましたね。

——死が身近にある状況なんて、想像するだけで怖いです。

意識はハッキリしているのに、死ぬ可能性があるというのは、本当に辛かったです。
しかも、ちょうどその頃、会社の業績が右肩上がりでよくなっていた時期だったんです。でも、頭は元気なのに商談には行けない苦しい思いをしました。結局、2週間くらい入院したのですが、そのときから健康に対する意識が変わりました。体は資本だと実感した出来事でした。

うん。そうだよね。

——あべさんが健康に興味をもったきっかけを教えてください。

芸人は、人を笑顔にすることが商売です。それなのに、芸人である自分が笑顔じゃないのって、どうなんだろう? というのがベースにあります。自分が元気でいて、はじめて、誰かを笑顔にしたり、ハッピーにできると思ったんです。そこから、自分の健康が気になるようになりました。
でも、年に1回、人間ドックで調べたところで、あまり意味はないんですよね。
結局、自分の内側が常に健康でいないと、ダメなんですよ。雑草にいくら農薬をかけて除去しても、土が同じだったら、また雑草が生えてきますよね。土から変えないと意味がないんです。

——そうですよね。

それで、自分でできることは何かなと思って、プールやマラソンを始めてみたんですけど、なんかどれもしっくりこなくて。ああいうスポーツは、加減がきかずに、頑張り過ぎちゃうんですよね。

限界を超えると、体内で活性酸素が過剰に作られて、細胞が傷つくともいわれてますよね。

そうそう。それで、有酸素運動でちょうどいいのが、バランスボールだったんです。専用の音楽があるので、それに合わせて動けば、やりすぎる心配もありません。自分の膝腰に負担をかけないように開発されているので、運動不足の人でも安心です。

いいとこ取りのエクササイズですね。

バランスボールは産後のお母さんのケアにおすすめという話をしましたが(※第1回参照)、その変化たるや、本当にすごいですよ。

——どうなるんですか?

ものすごく疲れた顔したお母さんが、1週間バランスボールを体験したら、人が変わっちゃうんです。うつろだった目が、カっと開いて、体もまっすぐ立つようになる。それから、「私もインストラクターになりたい」って、皆して言うんです。それくらいハマっちゃうみたい。

——バランスボールで、マインドも変わるんですね。どうしてなのでしょうか?

交感神経と副交感神経のスイッチがうまく切り替えられないと、自律神経が乱れて、心身ともに不調が出てしまいます。
このスイッチの切り替えをよくするのが、適度な有酸素運動なのですが、とりわけ、バランスボールは効果てきめんなんです。

すごいですね。私やったことがないから、興味があります。

——バランスボールを用意したので、ぜひ、お試しください

バランスボールにも色々種類があって、それぞれ、大きさや弾みやすさが違います。
みんな、大きいサイズを選びがちですが、それだと意味がないんです。理想は、腰を掛けたときに足が90度になるもの。日本人の平均体型からいうと、直径55センチのものがいいと思います。
もし買うのであれば、専門店で売っているものがいいです。量販店のものは、弾みにくいので、あまりおすすめしません。

お尻の骨を下に挿すイメージです。そして肩を下げる。ちょっと苦しいけど、それが本来の姿勢です。
体がぶれないように、右手右足、左手左足を一緒に動かして歩くように弾みます。
ちょっとやるだけで、汗かきますよ。これだけで筋トレにもなります。

こんな感じですか?

いいですね。上手です。

——セリーナさんは、健康器具に対してもっとこうしたらいいのにというところはありますか?

やっぱり、持ち運びができるといいですよね。出張に持っていけるような。

そう考えると、バランスボールってちょっと邪魔なんですよね。

でも、バランスボールのカバーがあるじゃないですか。地球儀デザインのカバーとか可愛いですよね。ああいうのだったら、転がしておいてもいいと思うんです。

地理の勉強になりますよね。

そうそう。縮尺もちゃんとしてて、スマホをかざすと、そこの国の情報が出てくるようなのもあるみたいです。
私がバランスボールのカバーを作るとしたら、地球とか、惑星がいいなって思ってるんです。大分トリニータの『トリニータイソウ』の歌詞にも、あべさんが「宇宙のパワー」というフレーズを入れてたじゃないですか。それを聞いて、惑星をモチーフにした何かを作りたいなと思ったんです。

子供たち、そういうの好きですからね。

——あべさんは、ご自身でバランスボールを使っていて、もっとこうなればいいのにというところはありますか?

うーん、空気入れの作業は、いつも大変です。意外と重労働なんですよ。もっと簡単に空気が入ればなって思うけど、なかなか難しいんですよね。
でも結局、自分が健康器具なんじゃないかなって思うんです。僕、芸人なので、みんなのことを笑わせたいんですよね。どんな健康器具よりも、僕が健康器具。

たしかに(笑)。そのあべさんの世界観を落とし込んだ健康グッズを作ってみたいです! バランスボールとか、ヨガマットとか、ウェアとか。
あべさんが提唱する健康理論は、もっと多くの人に知ってもらうべきだと思うんです。ブランド名も勝手に考えました。あべさんのTwitterアカウントにもなってる『abe_HAPPY』。どうですか?

いいですね。『abe_HAPPY』。それしかないですね。

あべさんのバランスボールインストラクターというスキルを使って、何かできたら、きっと面白いと思います!

ぜひ、やりましょう。決まりましたね。

対談の中で決まった、次なるプロジェクトは健康器具のプロデュース! 果たしてこれからどうなるのでしょうか? 今後の、『Serenade Times』もお楽しみに!

(完)