『トリニータイソウ』について

2019.04.05

2019年3月30日
昭和電工ドーム大分にて、株式会社apple ribbon(以下当社)制作の
『トリニータイソウ』プロモーションビデオ(以下PV)お披露目イベントを行いました。
同日午後6時よりYouTubeでもPVを公開したところ、
複数の方よりご感想、ご指摘を頂戴したことを受け、
2019年3月30日発売『GOGOゴール‼︎』『トリニータイソウ』制作総合プロデューサーであり、当社代表取締役兼最高責任者である鈴木セリーナより、楽曲制作の経緯や思いをお知らせいたします。



はじめまして。
鈴木セリーナです。
私は大分県大分市出身のマルチクリエイティブプロデューサーです。
マルチクリエイティブプロデューサーのお仕事とは、媒体、商品にかかわらず様々な
❝もの❞や❝こと❞をプロデュースすることです。
今はタレント、楽曲、CM、このウェブサイト、文具、雑貨、店舗、書籍その他をプロデュースさせていただいております。
私が初めて大分トリニータの試合を観戦したのは、今から約2年前のことでした。
当時、大手芸能事務所を辞め、独立したばかりの歌手を、大分トリニータのホーム試合開始前のイベントにキャスティングしたことがきっかけでした。
正直に言うと、私は大分が嫌いで、10年以上前に上京しました。
小中学生の頃はいじめにあったし、10代後半は九州男児に苦労させられたし…。
東京で起業してから、まさか自分が大分のサッカーチームのスポンサーにまでなるとは、夢にも思っていませんでした。
大分トリニータ(当時J2)のホーム試合を大分銀行ドーム(当時)で観戦した日、
初めて大分の人々を好きになったことを、今でもよく覚えています。
大手事務所を辞めたばかりのタレントに対して、あたたかく迎えてくれる大分フットボールクラブの皆様、選手に熱い声援を送るサポーターの皆様を見て、
この素晴らしいチームを、もっと多くの人に知ってもらい、愛してもらえる方法はないだろうかと思いました。
試合観戦中の私の脳裏にはすでに、
「公式ソングは2曲、1曲は今いるサポーターが盛り上がれるもの、
もう1曲は、大分トリニータを知らない人がこれから知るきっかけになるもの」
という構想が、熱い試合のボルテージとともに、私の頭の中で膨らんでいきました。

帰京後すぐに、キャスティングの際お世話になった大分市の広告代理店担当者を通して、
大分フットボールクラブに公式ソング制作の提案をしたいと申し入れました。
代理店と大分トリニータ担当者の調整のおかげで無事、榎社長とのアポイントが取れ、公式ソング制作提案のために私はもう一度大分へ足を運びました。
当初、楽曲制作費を当社と大分フットボールクラブの2社で持ち、利益も折半するという提案をさせていただきましたが、
「大分トリニータのサポーターを増やしたいというセリーナさんの気持ちは嬉しいし、大分フットボールクラブとしても同じゴールに向かっているのですが、クラブとして制作費の負担をするわけにはいかない」
という返答をもらい、その時点では話は前進しませんでした。
ですが、その後も当社と大分フットボールクラブは、イベントへのアーティストキャスティングを通じて良いお付き合いをさせていただく中で、大分フットボールクラブの皆様や大分トリニータサポーターの皆様をさらに好きになり、
「公式ソング制作」への思いから「大分トリニータというサッカーチームを応援したい」という気持ちへと変わり、昨年夏頃、広告代理店を通じて正式にスポンサー契約締結を申し入れました。
その際、前年より保留になっていた、公式ソング制作について、楽曲制作費も著作権もすべて当社で持つことを条件に再提案したところ、今度は承諾をいただきました。
「鈴木セリーナの金儲け、売名行為だろ」というご指摘や、「大分フットボールクラブからいくらもらっているのか」などの問い合わせを頂戴するのですが、
当社は大分県に拠点を置く企業ではないので、スポンサー契約に付帯する
昭和電工ドーム大分内での看板露出については、特に意味や効果はありません。
※当社マーケティング調査済み
また、今回当社が負担した楽曲制作、CD収録、PV制作費総額は、私鈴木セリーナの年間役員報酬額を超えています。
CD販売による売上以外の収入は、現時点では一切ありません。
東京の取引先の方々にこのお話をすると、皆様驚愕します。

大分トリニータ公式ソングは、作るからには大分県だけでなく全国に通用するクオリティでなければ意味がないと考えていたため、楽曲プロデュースは、ヒット曲を多く生み出した
「Vo Vo Tau」の元リーダーSugarさんに、作曲は乃木坂46他有名アーティストへの楽曲提供実績のある作曲家に、私の大分トリニータを応援したいという思いを伝え協力要請し、思いが伝わり快諾をいただきました。
作詞には、以前から交流があり、私が知る誰よりも、ハッピーなワードをちりばめてくれそうな、あべこうじさんにお願いしました。
あべこうじさんは、奥様が、大分県宇佐市を舞台にした映画『カラアゲ☆USA』に出演されていたので、ご縁ある大分に、自分が貢献できることがあれば、と言って快諾してくれました。
『トリニータイソウ』の振り付けは、モーニング娘。の振付師としても知られる木下菜津子さんを、あべこうじさんがご紹介してくださいました。
作詞依頼の際、1曲は、サッカーの応援歌でもありつつ、日常のちょっとしたことに背を押すような前向きな歌詞に。
もう1曲は、子供たちがゲラゲラ笑って喜ぶ❝あのワード❞を入れてほしい、とお願いしました。
というのも私は、あの国民的ヒットとなった『妖怪ウォッチ』の『ようかい体操第一』のヒットの裏側を制作サイドから見ていたので、大人が口々に「子供に歌わせたくない」という❝あれ❞が、これから大分トリニータサポーターになる子供たちの、今のキラーワードであることを知っていたからです。
あべこうじさんから歌詞のたたき台をいただき、私が歌詞のところどころに大分弁をちりばめるという作業を施し、大分フットボールクラブに確認のため提出したのは去年の秋頃でした。
『GOGOゴール‼︎』の歌詞は問題ないけれど『トリニータイソウ』の❝あの❞部分は、どうにかならないものか、という指摘が返ってきましたが、子供を含め全国民に知ってもらうためには、あのキラーワードはあった方が良いと説明し、『トリニータイソウ』の歌詞が決定したのは、2018年も終わりの頃でした。
歌詞確定後、楽曲のイメージとなるPV制作に入りました。
PV制作にあたり、当社は東京に拠点を置く企業なので、通常は東京の映像制作会社に依頼をしますが、大分トリニータを応援する気持ちのある人々に、このPVに参加していただきたいという思いから、大分県の広告代理店経由で大分県の映像制作会社に依頼しました。
PVに登場する総勢200名以上の子供から大人たちは、あべこうじさん以外、全員大分県民です。
3月30日PVお披露目前に、メディアを限定しPVを流してみたところ、私の予想は的中し、当日には数名の子供たちはすでに、❝その❞部分だけは踊れるようになっていました。
余談ですが
『GOGOゴール‼︎』『トリニータイソウ』のかけ声部分には、私の思いに賛同してくれた音楽プロデューサー、作曲家、レコーディングエンジニア、鈴木セリーナのマネージャーが発するゴリラのような声も収録しました。
こうして、2年前から構想を練った、大分トリニータ公式ソング2曲は大分の皆様、東京のスタッフの協力を得て、2019年3月30日CD発売、
『トリニータイソウ』PVお披露目日を迎えました。
発表後、「とても良かった」「子供がすごく喜んでいる」などたくさんの好意的なコメントを頂戴する一方で、もちろん❝あのワード❞についての厳しいご指摘も頂戴しております。
あの歌詞を知った上で、❝大分トリニータサポーターを育てて増やしたい❞という私の思いに賛同し、お子様を快く出演させてくださった保護者の方々の気持ちや、楽しんで踊ってくれた子供が「俺、私、『トリニータイソウ』出たんでー!」と、友達に自慢する際、批判的なコメントがたくさんあってガッカリしてしまうことを思うと心苦しいので、不本意ではありますが、PVへのコメントは非表示にさせていただきました。
厳しいご指摘があることは承知の上で、世に送り出した作品です。
皆さまのご意見を賜りたいと思っておりますので、厳しいご指摘はぜひ、
当社ウェブサイトappleribbon.jpまでお寄せください。
PVに出演してくれた子供たちが喜ぶコメントは、引き続きTwitterなどで拡散いただけますと幸甚に存じます。子供たちをたくさん褒めてあげてください。
私には、大分県で過ごした学生時代の友達はいません。
子供時代の明るい思い出もありません。
しかしこの、大分トリニータ公式ソング制作を通じて大分フットボールクラブの皆様、大分県の広告代理店、出演者、全員と仲間になれたことで、新たに大分県を、そして、大分県の人々を好きになりました。
大分県には、大分トリニータと温泉だけでなく、大分の方々にはまだ認知が低いものの、全国に誇れるものが多くあるそうです。
上京し、様々な経験をし、大分県を外側から冷静に見られる❝鈴木セリーナ❞だからこそできる❝街おこしプロジェクト❞を、これからも展開できたらと考えております。

2019年4月5日 鈴木セリーナ(大分県大分市西春日町出身、東京都在住)