2020.07.07

SPECIAL TALKS

Vol.3

MY SONGプロジェクト~DJ DEKKA VERSION~③

前回、『MY SONG』とデッカチャンがどのようにコラボレーションできそうか、作戦会議を行った須賀満と鈴木セリーナ。
これまでの『MY SONG』は個人に向けたサービスがメインだったが、デッカチャンが加わることで、小学校や幼稚園など、子どもたちへのサービスを展開させるというビジョンが見えてきた。

今回はあべこうじとデッカチャンをふたたび迎え、今後のプロジェクトの詳細を話し合う。
ふとしたきっかけから須賀満とデッカチャンに、共通点があることが判明し――!?

PROFILE

須賀 満
2003年10月、アルバム「Vo Vo Tau 01hz」でメジャーデビューを果たす。1stシングルカット「裸~nude~」の大ヒットにより(20万枚をセールスしオリコン総合最高順位8位)一躍脚光を浴びる。日本では稀なR&B生バンドとして音楽シーンに新たなジャンルを示し、シングル4枚、アルバム3枚をリリースした。2006年3月、惜しまれながらもVo Vo Tauを解散。その後、音楽プロデューサーとしての活動を開始。様々なアーティストへの楽曲制作(AI、ケツメイシ、加藤ミリヤ、Juliet、超新星、こぶしファクトリー、他多数)、CM音楽制作(ブルボン、lilidia※Web CM、rienda※Web CM、他多数)、映画音楽制作等にも携わる。 また最近では、新人アーティストの発掘からメジャーデビューへと、新人アーティストの育成(丸本莉子、The Super Ball)にも力を入れている。
鈴木セリーナ
大分県出身。幼少期から英才教育を受けお嬢様として育つ。15歳の頃、親への反発心からドロップアウト。年齢を隠して、地元クラブのホステスとなる。20歳の頃、「銀座のクラブのママになりたい」と夢見て上京。当時、テレビで有名だった銀座高級クラブ「F」で働く。相手の懐に飛び込むトークと物怖じしない性格が受け、たちまち人気ホステスとなる。その後、銀座老舗クラブ「江川」に引き抜かれ、売上ナンバーワンに。銀座ホステスを辞めてからは、主に文房具を扱う企画会社とタレントのキャスティング会社を起業。マルチクリエイティブプロデューサーとして、ビジネスの世界でも成功を収める。実業界から政界、マスコミ業界まで、様々な業界のトップクラスと親交が深いことでも知られる。
あべこうじ(第3回より再登場!)
お笑い芸人としてR-1ぐらんぷりで優勝するなど、実力派芸人として知られる傍ら、当サイト主宰の鈴木セリーナと共同作詞を手がけた、大分トリニータ公式ソング「GOGO ゴール‼︎」「トリニータイソウ」は強烈なインパクトで話題をさらった。お笑い芸人、作詞家にとどまらず話題づくりの天才としても名高い。
デッカチャン(第3回より再登場!)
1997年、お笑い芸人としてデビュー。エンタの神様などお笑い番組に出演し、「デッカチャンだよ!」を合言葉とした太っちょあるあるネタでブレイク。お笑い芸人としての活動を続ける一方、 J-POP・EDM・ハウスなどALL MIX ジャンルDJとして各地のクラブやイベントに出演。2013年にはNMB48 「3rd Anniversary Special Live」のオープニングアクトも務めた。近年では“日本一汗かくDJ”・DJ DEKKAとしてオリジナル楽曲「カラアゲイション」「オムラ」などを発表し、より広いミュージックシーンへ進出。アーティスティックな領域で活躍している。

MY SONGプロジェクト~DJ DEKKA VERSION~③

SPECIAL TALKS / Vol.3

鈴木セリーナ(以下鈴木):
本日もよろしくお願いします。
外、暑かったですか? 汗がすごいですよ。ハンカチ使いますか?
デッカチャン:
ありがとうございます。ちょっと運動してきました。
あべこうじ:
いや、駅から歩いただけじゃん。

一同:
(笑)

鈴木:
先日あべさんにデッカチャンをご紹介いただいたあと、『MY SONG』プロジェクトの主宰である須賀さんにも企画を提案しました。須賀さんも「ぜひやりましょう」と仰って、「まずはデッカチャンとのコラボレーションを紹介する記事を作ったらどうか?」という話になってます。
須賀満(以下須賀):
セリーナさんから話を聞いて、デッカチャンの“アーティスト・DJ DEKKA”としての活動を拝見しました。曲、メチャメチャカッコいいですね。イベントも素晴らしいです!!
お笑い芸人として知られているデッカチャンが、『MY SONG』のアーティストに加わったらどんな化学反応が起きるのかを、SerenadeTimesの記事で発信できたら面白いなと思ったんです。
YouTubeの動画は拝見したんですが、リアルではどんな活動をしているんですか?

デッカチャン:
動画を見ていただきありがとうございます。今は幼稚園や保育園ぐらいの子どもたちに向けた曲を作ってます。知り合いに紹介してもらった保育園で、子どもたちと一緒に歌って踊るイベントをやることもありますね。
須賀:
いいですね!それなら『MY SONG』で制作する楽曲も“子ども向け・学校向け”にしたらどうでしょう? 現在の活動の延長線上でもありますし、デッカチャンというキャラクターも、子どもにさらに人気が出るんじゃないかと。米津玄師(よねづ けんし)さんの『パプリカ』的なイメージですね。
デッカチャン::
あー、なるほど。
鈴木:
よねづ?
パプリカ?
何で急に食べ物の話になったんですか?

一同:
えっ、セリーナさん、米津玄師さんを知らないんですか!?

鈴木:
有名な人なんですか?(※1)

※1 鈴木セリーナはTVなどのメディアにほとんど触れないため、一部を除く芸能人をほとんど知らない。

須賀:
めちゃくちゃ有名ですよ!
このMVなんて1億9千万回(2020年2月現在)も再生されてるんですから!(笑)

鈴木:
へー! たしかにこういう感じなら子どもと一緒に楽しめそうですね。
デッカチャン:
子ども向けというアイデアはいいですね。
元々僕も子ども向けに何かできないかなと思っていたので、その方向で考えていきたいです。

鈴木:
では、どのように進めていきましょうかね?
今ちょうど新型コロナウイルスのせいで教育機関がどんどん休校・休園になっていってる(※2)のは不安要素ですよね。

※2 2020年2月27日、全国小中高校へ2020年3月2日からの臨時休校要請が出された。認可幼稚園・保育園等は保護者の労働環境を考慮し一斉休園措置はとられなかったが、各市区町村の判断によって臨時休園が行われた施設も少なくない。

須賀:
そうなんですよね。ただ、いつスタートできるかわからないことを待っていても仕方ないので、今できることから始めていきませんか?
まずは“デッカチャンが曲を制作する過程をSerenadeTimesで取材する”という企画をやってみたらどうですかね。
デッカチャン:
わかりました。たしかに僕の周りでも保育園が休園になったりお店が閉まったりしていて、新型コロナウイルスの影響はひしひしと感じています。

今のお話を聞いていて“子ども向けの楽曲”というのはいいなと思ったんですが、“学校向け”というのはイメージがまだ湧かないです。最終的に『パプリカ』みたいに子どもたちに踊ってもらうとしても、小学校高学年になると恥ずかしがって踊ってくれないかもしれないですね。

鈴木:
たしかに、特に高学年の子たちなんかはみんなで踊るということ自体が恥ずかしいと思う可能性はありますね。
そうなるとまずは幼稚園や保育園くらいの子どもたちを想定するのがいいかもしれません。
あべこうじ:
デッカチャン、それだったら『エビカニクス』みたいなの作っちゃえばいいじゃん。
鈴木:
『エビカニクス』ってなんですか?
デッカチャン:
ケロポンズっていう女性2人組ユニットの楽曲ですね。
幼稚園くらいの子どもたち向けに、簡単なダンスと歌で「みんな一緒に踊ろう!」ってやってる。

あべこうじ:
幼稚園や保育園でめちゃくちゃ人気あるんだよね。
YouTube動画とかとんでもない再生回数(※3)。

※3 7200万回以上再生(2020年5月時点)

鈴木:
さすがあべさん! 子ども向けの曲を作った男!

鈴木:
たしかにイメージはピッタリ。こういう曲は子どもたちに受け入れられやすそうですね。

実際に作曲するにあたってなんですが、デッカチャンには曲のイメージを出してもらって、作曲自体は須賀さんがキャスティングするアーティストに依頼すれば良いですかね。

須賀:
デッカチャンのやりやすい方法で進めていただいて大丈夫ですよ! 曲を作るときって、いつもどんな風に進めてます?
デッカチャン:
普段は「こんな感じの曲にしたいな~」というイメージが浮かんだら、歌詞とか似た雰囲気の曲を作曲家に渡しています。曲ができあがってきたら「ここは歌詞をつけずに踊れるようにしてほしい」とか、調整をしていく流れですね。
須賀:
わかりました。じゃあ今回もその流れでやりましょう!
デッカチャン:
よろしくお願いします。作曲の専門家じゃないので、怒られちゃうかもしれませんが…(笑)。
須賀:
いやいや、大丈夫ですよ!(笑)
鈴木:
大丈夫。須賀さんはいつもすごく静かだから。怒ったり声を荒らげたりするとこ見たことないですよ。今も静かですけど。
人見知りというか、照れ屋なんですよね、慣れるまでは。広島の男性ってみんなそうなんですかね?(笑)
あべこうじ:
あれ、デッカチャンも広島の人じゃなかった?
デッカチャン:
そうですね。僕も広島生まれです。
鈴木:
そうなの? 大阪の人だと思ってた!
須賀:
広島のどこですか?
デッカチャン:
東広島市の西条町っていうところですね。生まれがそこで、3歳ぐらいのときに引っ越したので育ちは大阪っていう感じです。
鈴木:
西条町って、私知らないんですが、結構大きい都市なんですか?
須賀:
いや全然ちっちゃいですよ。ほんと広島の片隅っていうか…。広島出身のかたはそこそこいますけど、まさか西条町までかぶるとは。こんなピンポイントで一緒なのは珍しいですね!
デッカチャン:
びっくりですね。同じ西条町出身だなんて!
須賀さんっておいくつなんですか? 僕は今年44歳なんですけど。
須賀:
今年で45歳ですね。年齢まで近いんですね。
鈴木:
本当にピッタリ一緒なんですね! こんなことあります!?  Coincidence(偶然の一致)!
ほぼ同じタイミングで素晴らしいアーティストが2人も生まれる東広島市西条町って、すごくないですか!?
なんかこのプロジェクトはうまくいく気がしてきました(笑)。
これは運命ですよ!
打ち合わせ後、セブ島へ発った鈴木セリーナは、フライト先から泰明小学校(※4)へ「『MY SONG』とコラボレーションをしませんか」と打診した。しかし返答は「NO」。他の教育機関にも話を持ち掛けた鈴木セリーナだったが、どこも軒並み「興味はあるけど実行できる時期がわからない…」という答えばかりだった。
早くも壁にぶつかった『MY SONG×デッカチャン』企画は、この後どんな展開を見せるのか――?

※4 銀座の公立校。制服をアルマーニにするなど挑戦的な取り組みをしている。

――小学校や幼稚園などの子どもたちに向けた楽曲を作るという方針で動き出した『MY SONG』チーム。
新メンバー・デッカチャンと須賀満の意外な共通点が判明したことで、チームとしてより打ち解けることができた一同だった。
和やかなムードのまま、打ち合わせはさらに詳細へと進んでいく。

次回、『打ち合わせ後編・楽曲のテーマ決定!』
乞うご期待!

(次回へ続く)

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