2020.08.18

SPECIAL TALKS

Vol.4

MY SONGプロジェクト~DJ DEKKA VERSION~④

「子ども向け楽曲を制作しよう」という方向性で合意した、デッカチャンとMY SONGプロジェクト制作陣。話し合いの中で中でMY SONGプロジェクトの発起人である須賀 満とデッカチャンが同郷であることがわかり、二人の距離が縮まった。

前回に引き続き、今回もデッカチャンと制作する楽曲の詳しい内容についての打ち合わせが続いていく。

PROFILE

須賀 満
2003年10月、アルバム「Vo Vo Tau 01hz」でメジャーデビューを果たす。1stシングルカット「裸~nude~」の大ヒットにより(20万枚をセールスしオリコン総合最高順位8位)一躍脚光を浴びる。日本では稀なR&B生バンドとして音楽シーンに新たなジャンルを示し、シングル4枚、アルバム3枚をリリースした。2006年3月、惜しまれながらもVo Vo Tauを解散。その後、音楽プロデューサーとしての活動を開始。様々なアーティストへの楽曲制作(AI、ケツメイシ、加藤ミリヤ、Juliet、超新星、こぶしファクトリー、他多数)、CM音楽制作(ブルボン、lilidia※Web CM、rienda※Web CM、他多数)、映画音楽制作等にも携わる。 また最近では、新人アーティストの発掘からメジャーデビューへと、新人アーティストの育成(丸本莉子、The Super Ball)にも力を入れている。
鈴木セリーナ
大分県出身。幼少期から英才教育を受けお嬢様として育つ。15歳の頃、親への反発心からドロップアウト。年齢を隠して、地元クラブのホステスとなる。20歳の頃、「銀座のクラブのママになりたい」と夢見て上京。当時、テレビで有名だった銀座高級クラブ「F」で働く。相手の懐に飛び込むトークと物怖じしない性格が受け、たちまち人気ホステスとなる。その後、銀座老舗クラブ「江川」に引き抜かれ、売上ナンバーワンに。銀座ホステスを辞めてからは、主に文房具を扱う企画会社とタレントのキャスティング会社を起業。マルチクリエイティブプロデューサーとして、ビジネスの世界でも成功を収める。実業界から政界、マスコミ業界まで、様々な業界のトップクラスと親交が深いことでも知られる。
あべこうじ
お笑い芸人としてR-1ぐらんぷりで優勝するなど、実力派芸人として知られる傍ら、当サイト主宰の鈴木セリーナと共同作詞を手がけた、大分トリニータ公式ソング「GOGO ゴール‼︎」「トリニータイソウ」は強烈なインパクトで話題をさらった。お笑い芸人、作詞家にとどまらず話題づくりの天才としても名高い。
デッカチャン
1997年、お笑い芸人としてデビュー。エンタの神様などお笑い番組に出演し、「デッカチャンだよ!」を合言葉とした太っちょあるあるネタでブレイク。お笑い芸人としての活動を続ける一方、 J-POP・EDM・ハウスなどALL MIX ジャンルDJとして各地のクラブやイベントに出演。2013年にはNMB48 「3rd Anniversary Special Live」のオープニングアクトも務めた。近年では“日本一汗かくDJ”・DJ DEKKAとしてオリジナル楽曲「カラアゲイション」「オムラ」などを発表し、より広いミュージックシーンへ進出。アーティスティックな領域で活躍している。

MY SONGプロジェクト~DJ DEKKA VERSION~④

SPECIAL TALKS / Vol.4

鈴木セリーナ(以下鈴木):
話を戻しまして、楽曲は幼稚園ぐらいの子ども向けに制作するということで進めていきましょう。
ミュージックビデオの撮影や、子どもの出演に協力してくれそうな幼稚園はあります?
デッカチャン:
よく営業に招いていただいている保育園があります。
鈴木:
良いですね! 協力していただけないか、確認してもらえますか?
デッカチャン:
わかりました。
鈴木:
ありがとうございます。先日あべこうじさんからデッカチャンをご紹介いただいたあと、須賀さんと「デッカチャンはどんな方向性でMY SONGに参加してもらおうか」って話をしてました。そのときは、デッカチャンがこれまでもやってきたような子ども向けの方向とは別に、“江南(カンナム)スタイル”みたいな雰囲気もいいんじゃないかって話していたんですよね。
須賀満(以下須賀):
そうそう。でも最終的に子ども向けではない楽曲を作っていくとしても、現在のデッカチャンの雰囲気なら、まず子ども向けの楽曲を作るほうが合っているかなと思ったんです。
デッカチャン:
色々と考えていただいて、ありがとうございます。たしかに新型コロナウイルスが猛威をふるっている状況(※1)で、これから活動を制限されることもあるかもしれませんし。できることからどんどんスタートしていきたいです。
(※1…2020年7月時点)

鈴木:
曲が完成したら、最終的にはミュージックビデオを作りたいですね!保育園を撮影場所に使わせていただいて、可能なら子どもたちにも出演してもらえればいいなと思います。通っている園児全員でなくても、「子どもを出演させたい」と思う保護者はきっといるんじゃないでしょうか。
デッカチャン::
曲にも子どもの歌声を入れられたらいいですよね。
須賀:
たしかに、子どもの声は入ってる方がいいですね。曲の内容はどんな風にしましょうか?
鈴木:
今なら情勢に合わせて、新型コロナウイルスに関連する曲にしたらどうでしょう? “コロナ”とは言わなくても、「ウイルスをやっつけよう!」みたいな歌詞で。花王が出している『あわあわ手洗いの歌』という曲があるんですが…

鈴木:
2~3分くらいの歌に合わせて手洗いうがいをすれば、ウイルス対策として推奨されている手洗い方法ができるというイメージです。
デッカチャン:
それならマスクの作り方とか、トイレットペーパーの在庫はあるぞとか色々なバリエーションが作れそうですね(笑)。
須賀:
歌詞の中に「コロナ」という言葉を使わずに作りたいですね。

鈴木:
歌詞の英語字幕を付けたら、世界中の人に見てもらえるかも。なんにしても“新型コロナウイルス対策の楽曲”という方向性で作るとすれば、かなりスピーディーに制作を進めないといけませんね。デッカチャン、歌詞と楽曲のイメージを作るのにどのくらいの時間がかかりそうですか?
デッカチャン:
そうですね…。
あべこうじ:
明日でしょ(笑)?

デッカチャン:
いやいや、明日はさすがに(笑)!…でも3日以内にはお渡しできるかなと思います。
鈴木:
早い! それじゃあ、歌詞とざっくりとした曲のイメージが完成したら、須賀さんに共有してください。3分くらいの短めの曲で、子ども向けだけど大人も一緒に楽しめるような曲にしたいですね!
デッカチャン:
それ、作るの難しすぎませんか(笑)。
鈴木:
まあそうなんですけど。でもそれができるのはデッカチャンしかいないって、私たちは信じていますから!(笑)
打ち合わせ当日、原宿の喫茶店『caféな。』にて、デッカチャンが描いたイラストの個展『デッカチャン春のおとずれ展』が開かれていた。イラストを見た鈴木セリーナは、個展のタイトルにもなっている『春のおとずれ』という作品に一目ぼれ。
後日、デッカチャンから同作を購入した。


【まとめ】
アーティストとして、様々な面を魅せるデッカチャンの才能にハマっていく一同。
今回の打ち合わせでは“手洗い”をテーマとすることが決まったが、後日デッカチャンから「急な方向転換ですみません」というメッセージとともに、“ゴマスリ”をテーマとしたサンプル音源がMY SONGプロジェクトチームに送られた…!



突然の方向転換だったが、鈴木セリーナは一言「良いですね、これでいきましょう!」と受け入れ、他のメンバーも当然のようにそれを認めた。
後日、鈴木セリーナになぜ突然の方向転換にOKを出したのか尋ねると「私も、自分が提案してみんながその方向に動き出し、なんならもう発表できるというタイミングにNGを出して作り直すことがある。良い意味でSerenadeTimesはそういうことに慣れてると思うし、ついていけるだろうと思ったからOKを出した。須賀さんだって“納得できないならゼロから作るくらいがアーティストとしてちょうどいい”と思ってるでしょ?」と答えた。
何時間もかけて決定したテーマが突然変わっても、それが良ければ動揺せずに対応する。
SerenadeTimes内では“クリエイターが楽しいと思うこと”が絶対なのだ。
そうでなければ、観ている人、聴いている人が楽しめるわけがない。

あたりまえにそう思うスタッフが集結していることが、SerenadeTimesの特徴だ。
このコラボレーションからどんな楽曲が生まれるか、非常に楽しみだ。

(次回へ続く)