2019.09.03

SPECIAL TALKS

Vol.3

MY SONGプロジェクト ③

実業家の鈴木セリーナと、音楽プロデューサーの須賀満による、新企画“MY SONGプロジェクト”。
「MY CAR、MY HOMEと同じように、自分だけの曲=MY SONGがあってもいいんじゃないか」という発想から生まれたこのプロジェクトでは、たった一人のためだけに音楽を作り・販売するという、
今までにないサービスの実現を目指しています。
“たった一人のためだけ”のMY SONGは、一体どのように作られていくのでしょうか? 
今回は、MY SONG作成の過程をご紹介していきたいと思います。


文=島野美穂(清談社)

PROFILE

鈴木セリーナ
大分県出身。幼少期から英才教育を受けお嬢様として育つ。15歳の頃、親への反発心からドロップアウト。年齢を隠して、地元クラブのホステスとなる。20歳の頃、「銀座のクラブのママになりたい」と夢見て上京。当時、テレビで有名だった銀座高級クラブ「F」で働く。相手の懐に飛び込むトークと物怖じしない性格が受け、たちまち人気ホステスとなる。その後、銀座老舗クラブ「江川」に引き抜かれ、売上ナンバーワンに。銀座ホステスを辞めてからは、主に文房具を扱う企画会社とタレントのキャスティング会社を起業。マルチクリエイティブプロデューサーとして、ビジネスの世界でも成功を収める。実業界から政界、マスコミ業界まで、様々な業界のトップクラスと親交が深いことでも知られる。
須賀 満
2003年10月、アルバム「Vo Vo Tau 01hz」でメジャーデビューを果たす。1stシングルカット「裸~nude~」の大ヒットにより(20万枚をセールスしオリコン総合最高順位8位)一躍脚光を浴びる。日本では稀なR&B生バンドとして音楽シーンに新たなジャンルを示し、シングル4枚、アルバム3枚をリリースした。2006年3月、惜しまれながらもVo Vo Tauを解散。その後、音楽プロデューサーとしての活動を開始。様々なアーティストへの楽曲制作(AI、ケツメイシ、加藤ミリヤ、Juliet、超新星、こぶしファクトリー、他多数)、CM音楽制作(ブルボン、lilidia※Web CM、rienda※Web CM、他多数)、映画音楽制作等にも携わる。 また最近では、新人アーティストの発掘からメジャーデビューへと、新人アーティストの育成(丸本莉子、The Super Ball)にも力を入れている。

MY SONGプロジェクト ③

SPECIAL TALKS / Vol.3

デモ音源を確認しながらの曲作り

MY SONGプロジェクトのサンプルカップルとして白羽の矢が立ったのが、大竹一紀さん(33)、茉里江さん(30)ご夫妻。新婦は筆者の学生時代の友人で、今回お願いすることになりました。曲作りの第一段階となるこの打ち合わせでは、お二人がどのような思いで、どんな楽曲を望んでいるのかを、徹底的にヒアリングしていきます。

大竹夫妻との打ち合わせから数日後。
まずは1コーラスの音源が完成しました。この時点ではまだ、ドラム、ギターなどはすべてコンピューターによる打ち込み音源です。新郎新婦には、メロディの雰囲気を聞いて、曲の方向性を確認してもらいます。

曲の方向性が確認できたら、フルコーラスへとバージョンアップさせます。
フルコーラス音源を再度、新郎新婦にチェックしてもらい、前奏の長さなどを調整していきます。
ちなみに今回は、ギターソロを新郎の一紀さんが演奏するため、ご自身が演奏する箇所も入念にチェック。こうしたやり取りを経て、完成形に向かっていきます。

新婦の思いを歌詞に

楽曲制作の間、新婦の茉里江さんからプロジェクトチームに宛てて、歌詞に込めたい思いを書いたメモが届きました。
新婦がMY SONGで伝えたいのは、両親、お姉さん、そして家族同然に過ごしてきた親戚のおばさんに対する感謝の気持ち。
新婦からいただいたメモが、作詞のベースになります。

できあがった初稿は、新郎新婦に確認してもらいます。
メッセージ性を強調するため、歌詞に家族の名前を入れていましたが、茉里江さんから「歌詞全体の統一感を大切にしたい」とご提案いただき、名前は外すことに。
修正点を反映した第二稿を再び新郎新婦にお送りし、OKをもらいます。
これで歌詞の完成です。
※完成した曲、歌詞は、2019年10月12日以降公開予定

仮歌を聞いて完成形をイメージ

曲と歌詞ができたあと、『仮歌』を入れたデモ音源が作られます。
仮歌とは、文字通り、仮で歌うことを言います。仮歌を聴くことで、メロディに歌詞がどのようにハマるかがわかります。
式当日をむかえるまで、MY SONGをお聴かせすることはできませんが、結婚式の雰囲気にぴったりの楽曲が完成しました!

ここまできたら、あとはレコーディングを残すのみ。
というわけで次回は、レコーディング当日の様子をお届けまします。
レコーディングではプロの歌手が歌い、さらに新郎のギターソロの録音も行われます。さて、一紀さんのはじめてのレコーディング、果たして上手くいくのでしょうか…!?
次回更新もお楽しみに!

(第4回に続く)