比嘉さんから、セリーナさんに質問があるんですよね。
はい。セリーナさんは、思いついたアイデアを、思いついたその瞬間から実現するために行動されますよね。気持ちにブレーキがかかるときって、ないんですか?
ありません。思いついたことは、すべてやろうと思いますね。
ノリが大事というのは、具体的にどういうことですか?
1時間の打ち合わせで決めたことを、翌週には実現したということですか? 番組のリニューアルといったら、通常数ヵ月はかかるものなのに! それはたしかに“すぐやる課”の人ですね!
ストップするくらいなら、やらないってなりますよね。
その気持ち、すごくわかります。
正直、意味がわからないなと思いましたよ。
それなのに、よく「やる」って言いましたよね。
セリーナさんが言わせたんですよね!(笑)
まぁ、断ることはできたと思います。でも僕はもともと芸人を目指していたこともあって、新しいことに挑戦するのが好きなんです。
ディレクターという仕事をする上でも、経験したことすべてが糧になると思っています。それに、なにかあっても、セリーナさんのせいにすればいいかなって…(笑)。
本当に、経験したことは自分の糧になりますよね。何かあったら、「鈴木セリーナが、またなんかやってるよ」と言われるから大丈夫!
今の段階では、8月中の配信を目指しています。※2019年8月配信決定
『MINE』の編集長である秦さんは、作った曲をTikTokに流したいとおっしゃってました。『おじ説』の本編も新しいものを制作中なので、その販促も兼ねてですね。基本的には『MINE』と絡ませながら展開していく予定です。
何かができあがるのもそうですけど、そこに至るまでのプロセスも面白くしたいですね。右往左往しながら進むことも、コンテンツになると思うので。
やりたいんですよ。ファンの方たちと、握手会したり、チェキ撮ったりね。
いやいや、それはどうでしょうか(笑)。
僕は歌手デビューがトントン拍子に決まって、この対談にも半ば強制的に参加することになったんですが、神原さんはどうして対談に参加しようと思ったんですか?
すごくシンプルですね。
神原さんの面白いことに対するアンテナの伸ばし方って、すごいんですよ。はじめて食事に行ったときも、「面白そうなメニューがいいな」っておっしゃっていたのを覚えています。そんな選び方する人いますか!?
たしかに、そうですね。
神原さんの考え方って、成功する人の特徴の一つですね。いろんな企業のトップの方とお話する機会がありますが、そういう方々の判断基準は、大抵、面白いかどうかです。逆に、伸びない人ほど、数字やデータが好きな印象があります。
面白そうと思ったことは、数字なんて気にしていないで、とにかくはじめればいいんですよ。大事なのはその先です。トラブルが起きたときに対処する力のほうがずっと重要。
だからこそ、プロセスは面白いほうがいいですよね。
そのほうが、失敗も含めて、やりがいがありますから。
(第4回に続く)