神原さんは、定年を迎えた後も休みなく働き続けていそうですよね。何かやりたいことはあるのでしょうか?
それは、どんな企画なんですか?
すごく面白いですね! 実は私もちょうど今、そんなサービスを始動させたところなんです。『MY SONGプロジェクト』といって、プロの音楽クリエイターがあなただけの一曲を作るという企画です。
もしも神原さんが動画制作をやるのなら、コラボできそうですよね。
面白そうですね。“あなただけの映像と音楽を作ります”という企画は、すごく魅力的です。
比嘉さんには、今度『おじ説』で歌いながら、踊っていただきますが、神原さんも「野猿」では激しいダンスに挑戦していらっしゃいましたよね。もともと踊りの経験はあったんですか?
私と重本ことりです。ちなみにパラパラ風の振り付けなんですよ。
バトンとバレエを小さい頃に習っていたので…。バトンでは全国大会にも出場していました。オペラも習っていたので、歌もある程度は…。
なるほど。それを聞いて納得しました。セリーナさんのレコーディングは、結構厳しかったです。「ここは、こういう風に歌ってほしい!」とリクエストされて、何度も歌い直しをさせられました。
僕、何かのセミナー受けてるみたいですね(笑)。
比嘉さんは、レコーディングの前日はどう過ごされたんですか?
自宅で練習していました。でも、真剣に練習し過ぎると、本番で変に力が入りそうだから、やり過ぎない程度に抑えました。
そうですね。自分がディレクターで現場をまとめるというときは緊張しますけど、やれと言われたことをやる分には、そこまで緊張しません。
そこはやっぱり元芸人ですよね。さすがNSC出身者。
『おじ説』をオーケストラ風にアレンジしたい
人生初のレコーディングが終わった感想は?
かなり疲れましたね。
歌い過ぎて疲れたのもありますけれど、同僚がずっと『情熱大陸風』のテンションでカメラを回していたので、それも疲れる要因でした(笑)。
本当にお疲れ様でした!
これだけいろいろやらせておいて今更言うのもなんですが、比嘉さんが何もかも嫌になって『3ミニッツ』を退社しちゃうんじゃないかとハラハラしているんです……大丈夫ですよね!?
辞めることはないですが、せめて、給料は上げてもらいたいですね。交渉してみようかな(笑)。
ミュージックビデオ企画も進めている最中なんです。
バックダンサーも入れて、派手にやりたいですよね。
いえ、目標はカーネーギー・ホールです。
オーケストラ風のアレンジにすればいけると思うんですよ。私、ピアノも弾けるし、オペラもできるので、交響曲のアレンジなら考案できます。
それ面白いですね! 『東京おやじフェス』。通称『TOF』。
おじさんがたくさん登場して、ひたすらセミナーするんです。
でもこれ、3DAYSのチケットが30万円だとしても、絶対売れると思いますよ。
『おじ説』、どんどんワケのわからない方向に行ってますね!
面白ければ、いいんです!
(了)